宇都宮ソリッド モデル クラブ

fa300が紹介する宇都宮ソリッドモデルクラブ例会

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2024年11月度例会

2024年11月17日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室

  
参加者(敬称略) 
 小島 中山 栗山 手塚 斉藤 田中 押川 佐々木 渡辺 赤坂 河合 私メの12人

 
報告
 1. 報告
   帝京大「帝祭」協力


 
作品
今回もプラモだけでした。

栗山会員

Boeing C-97 ストラトフレイター  miniclaft 1/144

Boeing KC-97 ストラトタンカー  miniclaft 1/144

Boeing 377 ストラトクルーザー miniclaft 1/144

Douglas C-124 グローブマスター II  miniclaft 1/144



中山会員

ノースアメリカン T-28B monogram 1/48


田中会

中島 Ki-84 四式戦 疾風 大滝1/30 



中島 Ki-84 四式戦 疾風 Revel 1/72



押川会員
Boeing 777-300 童友社1/144



佐々木会員
中島 A6M 二式水戦 ハセガワ1/48

Fokker D.VIII  Dragon 1/48



渡辺会員

Grumman S2F-1 ハセガワ1/72



Vought OS2U キングフィッシャー monogram 1/48



河合会員
McDonnell Douglas F-15S/MTD ハセガワ 1/72



Сухой Su-35 2個1 1/72



赤坂会員
AIDC F-CK-1 經國  ??   1/72

Locheed YF-12

Locheed SR-71 M-21 & D-21

AVRO バルカン



番外編
田中会員コレクションより
マルサン・ラーベル編

 




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次回の例会は 年明け 2025年1月19日 日曜日 13時から

   陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室

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会場の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2024年9月度例会

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2024年9月度例会
2024年9月29日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
  
参加者(敬称略) 
 中島 中山 栗山 手塚 斉藤 田中 押川 渡辺 赤坂 私メの10人
  + オブザーバー中島会員奥様 

 
報告
 1. 例会実施に当たって
   ・リスクを鑑み 自己責任とマスク着用 飲み物持参でご参加

 2. 1日展示会の件 こらぼ?

           ・ 2026年5月10日MMSとのコラボで1日だけの展示会

 3. 各地イベント情報

   ・ このページ最後に掲載

 
作品
今回もプラモだけでした。


栗山会員 

セガワ 1/48 中島 キ-44 二式単戦Ⅰ型 鐘馗

 この刷毛塗感じが見事です。

 中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗 試作型 独立飛行第47中隊 だそうです。

 マレー・インドネシア方面に投入された試作機 巴戦を好む古参を横目に この機体にあった一撃離脱戦法で好成績を残す それでも その後列強各国の機体より旋回性能は良かった エレベーターの内側が三角に切れているのはこの飛行機の特徴でありましょう。プロペラ後流の影響を考え敢て低くした垂直尾翼水平尾翼のはるか後方に位置し 射撃時のスワリを良くしているそうです。脚カバーが主客側についています。

Ki-43が脚カバー無しに比べれば どれだけ空気抵抗を重んじていたかがわかります。

ただ不整地では壊れやすかったのではないでしょうか・・・・。

 

セガワ 1/48 川崎 キ-61改 三式単戦 飛燕二型改

 飛燕2型改 56戦隊伊丹 終戦間際 後方視界を確保するために改良された機体。(改良とは完成機を切った貼ったする改造ではなく新規に設計生産されたものを指します)

後部胴体の断面が カッコいいⅡ型を見慣れた私には 無理くり造形した感じを受けますが、最小限の構造変更で収めるにはこうするしか無かったのかも・・・。

五式戦が配備進む中 水冷エンジンの機体がわずかに完成されていた様です。

 

クラシックエアフレーム 1/48 ホーカー シーホーク

ドイツ海軍の衣装を纏った海鷹 Wikipediaによりますと ドイツでは主に陸上基地から対艦攻撃任務に使用されたそうです。この見た目でも小さく見えますが 機体規模はほぼT-1と同じです。戦後の(西)ドイツマークは不思議と戦後の英国機にマッチして見えるから不思議です。

排気ノズルが2つあるのに単発 しかも 艦載機

航空機は限られたスペースに如何に装備品を詰め込むか で このような形になったそうな この後開発される ハンターも同じ顔してますが 陸上機なので機体の大きさがぐんと大きくなります。

 

クラシックエアフレーム 1/48 ホーカー シーホーク

やっぱり カードを描いた機体が欲しくなりますよね!

繊細にケガキ直されたパネルラインがかっちりと作り上げられた作品をより精悍な表情にしています。クラシックフレーム社のキットは作りにくい話も聞きますが 本当に美しく仕上がっています。


中山会員

セガワ 1/48 FA-18

昔の感を取り戻すべく 大物に挑戦し続ける中山会員 次回は何に挑戦されるのでしょう!


田中会

Vac Wings models 1/72 中島 橘花

バキュームキット作品です。72というサイズですが 慎重に削り合わせて形にしています。最近はインジェクションキットにも恵まれている様ですが バキュームキットをこの様に仕上げる田中会員はすごいと思います。

 

セガワ 1/72 中島 Ki84 四式戦 疾風

うつくしい!です。手を加えている様に見えないのですが さりげなく入っている様です。

 

メカドール 1/72 中島 Ki87

これもまた美しい! 右側にはごつい排気タービンがモールドされています。

メカドールさんのレジンキット 少し前までは このキットしか存在しませんでしたが 最近はいろいろとインジェクションキットも出てきている様です。

無垢レジンは 事後変形があります。とてもマイナーなキットが出るレジンもの 当然高価ではありますが 結局のところ完成してナンボでしょう!

田中会員に聞きましたところ やはり細かいパーツは 他から流用しているのだとか 無垢のレジンですと折れやすく キットが重い分強度が不足の様です。

 

???? 1/144 ???? Ki99?

 アニメか何かの架空機かと思っていました・・・

失礼しました! 田中会員によれば

  松本零士氏の作品に登場した機体を模して創られたキットなのだとか。

そもそもレジン製の48作品があり それに陸軍のKi番号で計画だけで作られなかった中から「99」という番号を選んで付けられたとのこと・・・空想ではあるものの 夢を形にする作業は 頭を活性化するのにとても良いことだと思います。 

私メ的に 実在のものを正確に形にしたり 見たまま 感じたままに形にすることも・・・ ましてや この様にキット化され それに共感できることも 模型つくりの楽しさなのだと思います。


赤坂会員

セガワ 1/72 グラマン OV-1A

モホークの練習機 白い衣装にオレンジと銀アクセントに国籍マークと文字

ベトナム戦争時に単に連絡/観測のみでなく軽攻撃ができるCOIN機が生まれます。

ここまで規模が大きくなると くだらない3+1軍の切り分けという政治問題に翻弄されます が こののちSTOL性能と側方監視レーダーを積んだOV-1Bが米陸軍で活躍します。Wikipediaによりますと 一部はOV-10と一緒に湾岸戦争でも使われたとか・・・。

 

バンダイ 1/48 富士 FA-200

バンダイが民間機を次々と市場に投入していた頃のキット

キャノピーから機首部分にかけて造形が難しい様に思えます。

が さすが 美しく仕上がっていて気持ちの良い作品です。

 

イタレリ 1/72 Locheed YF-12

渡辺会員、河合会員と三つ巴でSR-71シリーズが駆逐されている様です。

Ti色というものに挑戦されている今回の作品 いい色に仕上がっています。

 

セガワ 1/72 Bell/Boeing V-22B

こちらは陸自迷彩を纏ったV-22B なかなか渋いです。迷彩塗装にかなりの時間をかけたとか さすがの仕上がりになっています。


番外編
田中会
夜間をテーマのボックスアート

毎回いろいろなテーマで箱(中身が詰まっている)を展示して頂いている田中会

今回は 夜をまとった飛行機を描いたBOXARTです。

黒は彼〇達をより妖艶 美しく魅せてくれるから不思議です。

また、同一キットの流れとして

Do335に見るBOXアートの流れ 

中身もFROGのキットが型流れで

BOX artはFROG時代T.HARRISON氏のサインが入るのが原画

2番目の絵には そのサインが消され書き足しされてます

3番目はドイツレベルに流れ着いて 余計なものは消され純粋に機体の絵になってます。

名称もFROG時代電探付きの夜間戦闘機とだけ表記され2番目は型番は入ったものの連合国コードネームでドイツレベルに届いてやっとオリジナル・ドイツ名になってます。

実機も米国スミソニアンから借用とはいえドイツ本国で復元され展示されています。

戦時中 唯一確認されているのが夜間飛行だったことからもこの箱絵は当を得ているといえるのではないでしょうか。


赤坂会員
富士 FA200 エアロスバル

 

田中会
スライド金型とは

田中会員は何にでも興味を示し調べて その得た情報をわかりやすく紹介していただけるので ただキットを作るだけでなく 会員にいろいろな見方を提供されています。

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次回は

2024年11月17日13時から

 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室

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今回は会場風景を撮り忘れました。ので イベント情報を

10/5/6       桐生サンデークラブ   緑文化センター

10/12,13   全日本ホビーショー   東京ビックサイト

  ”  大激作展        北千住シアター1010 11F

       "       ミリオンウィング    千葉市民会館

10/19,20  陽光コミュニティー文化祭

11/ 2,3  帝京大学 帝祭                   帝京大学宇都宮キャンパス

12/14,15  Doモデラーズ      筑波がグエン都市イーアスつくば2F

 

実機関連

10/6        日米フレンドシップデ― 横須賀基地  

10/27       航空自衛隊 浜松基地

11/3        航空自衛隊 入間基地

12/8        航空自衛隊   百里基地

C-1 塗り絵

 

 

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2024年5月度例会

2024年5月26日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
  
参加者 小島 中島 中山 栗山 斉藤 本澤 大塚 田中 佐々木 押川 河合 渡辺 私メ   13人 + オブザーバー中島会員奥様

 
報告
 1.北宇都宮駐屯地開設51周年記念行事 予告
    2024年6月1日(土)
     https://www.mod.go.jp/gsdf/kitautunomiya/

 2..1日展示会の件 こらぼ?

 
作品
今回はプラモだけでした。

小島会員

製作中なのでオミットされてしまいました( ;∀;)。


栗山会員 

タミヤ 1/50 中島 C6N 彩雲 艦上偵察機 

私的にはタミヤ1/50が好きです。デホルメされているのでしょうか・・・

セガワ 1/48 中島 C6N 彩雲 艦上偵察機

セガワは水平尾翼が前下がりになってます。これはフラップ下げた際の対策でリンク機構が作動した状態なのだとか それにしても美しい飛行機ですよね!

セガワ 1/48 三菱 A6M2-K 零式練󠄀習󠄁用戰鬭󠄁機

色を作るのに苦労されたとか・・・よくよくみると不思議な形をしています。
標的曳航状態でしょうか・・・


Monogram 1/48 T-6G

私より年配の方は船田中さん=作新学園のT-6ではないかと・・・( ^ω^)・・・

この色も作り出すのに苦労しそうです とてもきれい仕上がって
中山会員
タミヤ1/48?Mcdonel F-15J

大物にも挑戦 やはり苦労されている様です

 

田中会
LS 1/75 航空技術廠 D4Y 艦上爆撃機 彗星

  (航空技術廠 D4Y 二式艦上偵察機 彗星)

懐かしい!脚が引き込み爆弾倉庫に爆弾が入っていてドアを開けると落ちる

 

フルアクション1/72 航空技術廠 D4Y 艦上爆撃機 彗星

 

あまりに良い出来なのでカットモデルまで作ってしまった・・とか

 

参考までに

靖国神社遊就館に展示されている彗星の日テレ復元時の写真がWeb上で公開されています。(風の探検隊より)

https://mach.air-nifty.com/photos/d4y1/index.html

 

 

佐々木会員
セガワ 1/48 F-86F

 

セガワ 1/72 T-1B

 

セガワ 1/48 メッサーシュミットMe109E

 

エデュアルド 1/48 アルバトロス DⅢ

 

渡辺会員

スォード1/72 ホーカーシドレー ハリアーT4

簡易インジェクションでイモ付が多く苦労するキットだそうです。

補助インレットをチマチマと(本人談)開口しています。

 

エレール1/72 ノースアメリカンT-28B

よく見るとJAナンバーの入った三菱社有機時代の作品です。

この後空自に納入され偵察機になったのだとか・・宇都宮にも縁のある機体です。

 

フジミ1/72マクダネル F-4S

フジミ1/72マクダネル F-4S

フジミ1/72マクダネル F-4S

フジミ1/48ウエストランド ワスプ A.S,Mk1

 

河合会員
アカデミー1/72 SR71 世界最速機!



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番外編

大塚会員
フルスクラッチ 1/1 高速航空機ロケット(HVAR)

第二次大戦中FFARの推進力を強化し弾道を高速安定化した。
終戦間際の米艦載機による空襲に用いられている。


本澤会員
タイピン オシャレスタンド

気に入ったタイピンを飾る為のスタンド。・・・ほしいかも・・( ^ω^)・・・


田中会
ビンテージもの

東京プラモ 1/72 マッキM.C202ホレゴレ+ホーカーテンペスト

ナカムラ模型 1/75 三菱 Ki46 百式司令部偵察機

オオタキ???川崎 Ki48 九九式双発軽爆撃機

東宝模型? ツッペリン飛行船

セガワ 1/75 三菱 F1M2 零式水上観測機

セガワ/FROG 1/72 ロッキード P-38J

国内では箱スケールから1/70や1/75等乱戦が繰り広げられている中 ハセガワは外国メーカー老舗のFROG社と提携を結ぶことができ 世界でのスケールは1/72 1/48 1/32等に統一されつつあることを知る。スケール度外視のデカけりゃすごいんだ!文化はすたれ比較できてこその文化が開花する。逆にAFVはキットの数も少数でしかなかったところにタミヤが1/35で海外を駆逐していった様です。モータライズ攻勢は爆発的に1/35をけん引した様に思えます。

押川会員

スケール不明 日光東照宮「陽明門」

CANONさんのペーパーモデルです。
https://creativepark.canon/jp/contents/CNT-0011640/index.html
本日唯一木に近い作品です(^^;;;;

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会場風景

 

 

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本日もいろいろな話題で盛り上がりました。
大塚会員の1/1ロケット弾 なかなかの仕上がりでした。 素材を聞いてまたビックリとてもその様には見えない出来。田中会員の毎度探求心に満ちた講演はとても興味深い、本澤会員のさりげないアドバイスとその個体に対する追及心は頭が下がります、河合会員のいろいろな文献を漁り好奇心旺盛な取り組みも興味深々でした 次回からはもっと会員の意見交換の場を設けられればと考えてます。

みんな元気で模型作りを楽しめるといいですね!

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次回例会は

2024年7月28日(日)13時から

会場は同じ陽光コミュニティーセンター2F会議室です。

     お楽しみに

異常な高温多湿とコロナKP-3の影響により延期します。

延期の例会開催お知らせ

9月の例会

2024年9月29日(日)13時から

会場は同じ陽光コミュニティーセンタ 2F会議室

 

 

 

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2024年3月度例会

2024年3月24日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
  
参加者 小島 中島 中山 栗山 手塚 斉藤 佐々木 押川 河合 赤坂 渡辺 私メ   12人

 
報告
 1.阿久津さん報告

 2.モデラーズ小山 予告

https://hjweb.jp/event/1329409/

 3.1日展示会の件

 
作品
今回はプラモだけでした。

小島会員

 1/32 Fokker Dr.I
 1/32 Fokker D.VII 

製作中なのでオフミットされてしまいました( ;∀;)。


栗山会員 

セガワ 1/48 三菱 F-1

皆様ご存知 T-2練習機から派生型戦闘機 空自では高速の支援戦闘機として 1977-2006年の間運用されています。宇都宮では主翼と尾部と尾翼を作っていましたので会員の中にも関係者が居る様です。
栗山会員の作品は丁寧に仕上げられていて とても美しいです。

セガワ 1/200 R4D

宇都宮にも何度か飛来いしていたという海上自衛隊の双発輸送機DC-3/C-47からの派生型の米海軍型 栗山会員は実機を見上げておられ当時の様子等教えて頂きました。

セガワ 1/200 C-47

ヨーロッパ戦線で活躍したC-47 「インベイジョン・ストライプ」の入った機体はノルマンディー以降採用されているそうですが敵味方が入り乱れる戦線とはどんな状態だったのだろう・・・
小さなスケールながらしっかりと作られた作品です。

 
田中会

 タミヤ 1/72 震電

昨年は正に「ゴジラゴジラゴジラ・・・」でしたね!
田中会員は映画は3回以上行った様です。そのインパクトでこの様な作品に仕上げたそうです。バックは大切ですね!この状態は飛行機好きには堪りませんね!

セガワ 1/72 震電

こちらはハセガワの震電 繊細なモールドと考証で市販され好感の持てるキットですね! これとて古いキット扱いされているのですから時の流れは速い 田中会員はさりげなく手を入れているので比べようもないのですが・・・・


佐々木会員

タミヤ 1/48 Ki84 疾風

田中会員の刺激を受けてどうしても作りたかった・・そうな。
佐々木会員はしっかり丁寧に作られています。古いキットだったのでデカールに苦戦したとか・・・

エデュアルド ウィークエンド 1/48 ニューポール17

複葉機は上下翼のバランスが難しいのですがサクサクっと組みあがったとか・・合板木製胴体ハフ張りの翼の雰囲気を出したくて 手塗りで仕上げたそうです。

メーカー忘れました 1/48 ポリカルポフ I-153

複葉I-15の引き込み脚版 とても美しく仕上げられています。ニューポール17と同じく「1葉半」という主翼なのだとか 小回りの利く複葉機に強力なエンジン載せてスピードを稼ぐためか引き込み脚と大きなフィレットフェアリングが・・・機番がレース機番号の様に見えてきます(^^;;;

 

中山会員

 モノグラム 1/48 ノースアメリカン T-28B 

今回はT-28Bに挑戦。可動全盛期のキットでデカール類は全滅だったそうです。T-28は かのボブ・フーバー氏も開発に関わったとか。日本では航空自衛隊でも国産練習機開発の為に1機採用されていて浜松南基地格納庫に保管されている。宇都宮にも関わり合いがあるそうです・・・・お隣韓国にもT-28Aが保存されていますね。


渡辺会員

 エアフィックス1/72 シコルスキー H-19

最近ヘリコプタ-の割合が増えている渡辺会員 これまた古いキットです。日本では陸海空の自衛隊が採用し伊勢湾台風では災害派遣に活躍しています。宇都宮でもリタイヤした機体が在ったのですが・・・所沢航空発祥記念館でその1号機が見られました。このキットと同じテールブームが真っすぐのとても貴重な機体です。

 ズベズダ1/72 カモフKa27

二重反転ローターのヘリコプター 赤坂会員のKa50に刺激されたのか・・・な? 日本では朝日航洋がKa26アカギヘリコプターがKa32を運航していましたKa32も2024年2月に抹消され米国へ売却されています。

 イタレリ/タミヤ1/72 シコルスキー HSS-1

ジオラマ風に製作中とのこと。昔、下総の格納庫の一番奥にリタイヤ間もない機体が保管されていました。 H-19同様外からよじ登るか機内から座席持ち上げ這い上がらないと コックピットに入れない!現代の汎用機にとは異なる 大きなロボットに這い上がって「これから こいつを操縦するんだ!」みたいな気持ちになったのではないでしょうか・・・。
さて どの様な作品に仕上がるのか楽しみです。


赤坂会員

 イタレリ1/72 コンベアーB-58 ハスラー

渋い銀色に丁寧に仕上げてます。本人曰く 淡いモールドなので掘り直したとか・・・。私メもキットは持っているのですが・・・できない言い訳をことごとく否定してくれる作品です。模型は やはり形にしてナンボでしょう!
例会は その気にさせてくれます。

 ハセガワ1/72 三菱G4M1一式陸上攻撃機

一式陸攻の中で一番洗練されている機体だと思います。赤坂会員はこの向きから見るのが良いと・・・汚れ 剥げともに良い感じではないでしょうか B-58と違い外部装備を機内に納める もしくは 極力埋め込まれた形状にして空力効果を良くしたそうですが4発機並みの大型機に・・・
それにしても丁寧な仕上げです!

 
 イタレリ1/72 ユーロファイター タイフーン複座型

複座型 ドイツ空軍装備機 昨年の百里に影響されましたでしょうか!スペシャルマーキングではなく複座機を敢てチョイス 意外なほど大きなキャノピー 単座機とは一味違った感じを受けます。これまた美しい仕上がりですね!

 エアフィックス1/72アブロ バルカンB2

これも古いキットの方でしょうか?大きな団扇状の形がなんとも良いですね!表面は全部削りパネルラインを引き直しているそうです。あちこちにヒケがあるキットですが手を掛けて修正しているそうです。
完成が楽しみです!

番外編
押川会員

ひたすら製作中

ペーパークラフトの陽明門にチャレンジされています。
かなりの精密モデルです。塗装済みとは言え 一つ一つ切り出して成形してボンドで接着していく・・・・部品点数 数えたくない程(^^;;;
言われてみれば 今回一番ソリッドモデルに近い材料でした。
これまた 完成がたのしみです。

 

田中会

懐かしの模型たちを毎回公開して頂いてます。

 

今回は なんと 「耕耘機」HONDAさんからオファーが来そうなサンワ製 バックの写真も作品に似合う場所を探して撮影されて来られたそうで本当に頭が下がります。 キットを作る条件として昨今メッキ塗料が発売されたので制作に取り掛かったのだとか。
今回はガンダムマーカーEXガンダムメッキシルバー

https://www.mr-hobby.com/ja/product1/category_10/3670.html

モーターライズですがディスプレーとして不足しているバックミラーも追加したとのこと

トミヤマ グラマンパンサー

トミヤマ??なんと技術のトミーそうタカラトミーの元祖なのだそうです。google検索しますと Web-modelers
https://www.webmodelers.com/201509hisamaro.html
なかなか良い出来です この時代に・・・と感動します。

SANWA セスナ180

学校前の駄菓子屋でも高根の華だったミゼットシリーズ。
得体のしれない複葉レーサーや1/360位の4発機シリーズより高かった様に記憶してます。
時折、ビラ撒きに飛んでくるセスナ170?が居た時代。もちろんスケール表示など無くて当たり前 小銭握りしめて鼻たれ小僧が集う学校前駄菓子屋・・・今は殆ど無くなってしまった・・・


田中会員は毎回会員の為に ご自分で調べ上げた案件を発表していただいてます とても楽しい時間になります。
今回は 
 1.ゴジラ-1.0でロケ地になった霞ヶ浦の旧海軍鹿島基地倉庫での震電
 2.旧海軍の略符号 A~MX 会社記号

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次回例会は

  2024年5月26日 日曜日 13時から 

    陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室

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あとがき

元旦そうそう発生した 能登地震は今も苦労されている方々が居ります。その中にあって当会員の一人が仕事とはいえ3か月に亘って支援をしていたそうです 本当に誇らしい事です。 何もできない私達と言わず 何か出来ることは無いかな・・・と考え 何もできなければせめて早期の復興を東北地震の時の様に願うことから始めたいものです。

さて、参加者もご高齢者が多く遠方の方々には安全を最優先の英断をお願いしてます。 でも 抑えられない気持ちとの格闘は大変ですよねぇ~~ それでも12人の参加を頂きました。議題そっちのけの模型談義は時間を忘れさせ 何事も無く過ごせる今に感謝しこれからも宜しくお願い致します。
 


会場風景

 

では また。

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2024年1月度例会

2024年11月21日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
  
参加者 小島 中島 中山 栗山 手塚 斉藤 大氣 押川 河合 赤坂 渡辺 私メ   12人
    オブザーバー 中島会員奥様   (敬称略)

 
報告
 1.ヒロサワシティ オープンの予告

 2.もでらーずみーてぃんぐ下野 予告

 3.1日展示会の件

 

今回はプラモだけでした。

小島会員

 1/32 九九式艦上爆撃機一一型

インフィニティモデル 1/32 九九式艦上爆撃機一一型
郷土の99艦爆乗り飯塚徳次氏の機体にと製作中。

 

 1/48 九九式艦上爆撃機一一型

セガワ 1/48 九九式艦上爆撃機一一型
こちらは以前作られたやはり郷土の99艦爆乗り飯塚徳次氏乗機。

 

 1/48 九九式艦上爆撃機 二二型

セガワ 1/48 九九式艦上爆撃機一一型から 二二型に改造中


 栗山会員

  1/72 Hawker Sea Fury 

スペシャルホビー72 テンペストの後釜として空軍に採用されるハズだった機体 ブリストル・セントーラス空冷星形エンジンを搭載しモノコックボディー化し海軍に艦上戦闘機として提案 1945年に採用されそのまま朝鮮戦争で活躍 ジェット艦載機アタッカーの配備が完了するまで第1線機としてその任務を全うしています。
栗山会員の作品は愛情がこもって美しく仕上がってます。


 1/72 Supermarine Spitfire Mk.XIVe

フジミ72 大きなグリフォンエンジンがスマートに見える幅広の5枚ブレードMV349は東南アジアで戦後活躍した機体だそうで離陸には見た目以上に暴れ馬だったそうな でも 一旦上空に上がれば強力なエンジンがグイグイ引っ張って飛ぶダークグリーン/ダークアース迷彩は東南アジアのジャングルに溶け込んでしまうのでしょうね!


 1/72 Supermarine Spitfire Mk.VB

イタレリ72 大きなフイルターが顎の下に在るアフリカ方面の機体ですね!EP706で調べるとGeorge P/O G. ベーリング'Screwball' Beurling氏という31機のスコアを持つ撃墜王の乗機だそうです。日中の40度近い高温 粉の様な細かい砂粒 劣悪な砂漠の飛行場での任務は想像を絶すると思います。特徴あるこの顎 スマートな美しいスピットファイアをぶち壊すデザインの様に思うのに・・・・不思議!な 赤鼻

 

 大氣会員

  1/48 Boeing B-29A

  ご存じモノグラム48の大物!B-29と言えばこのナチュラルメタルでしょう!飛行機にとって塗料は重量物 ピッカピカにバフ研磨すれば耐食性も良くなるそうですが B-29は磨いているのでしょうか? 当時の写真でも編隊飛行する僚機が映るほどピカピカなのですよね!

大氣会員の作品はそれを如何に表現するかで試行錯誤されラッピングテープで仕上げてみたそうです。考えてみれば通常の圧延ジュラルミンシートは4X8ftサイズですから48なら幅25mmくらいでしょうか(72なら16mm?) コンターのキツイ部位はメッキペンで仕上げたそうです。実機も深い成形は艶が無くなりますから充分ではないでしょうか! 納得な作品だと思います 美しい!

 

中山会員

 1/48 McDonnell Douglas F-15J 

フジミ模型製 大きなキットにチャレンジされました。

大きな飛行機は塗装する際に必ず住宅事情の制限が伴います。

中山会員はその制限の中でリスク最小限の楽しみ方をされておられるのでは無いでしょうか・・・

 1/48 川崎 T-4

先の国体ではブルーインパルスが飛来しローカル宇都宮では一大イベント的事態となりましたが T-4を身近に見られる滅多に無いチャンスでした 中山会員は幼少に頃から中島飛行機や敵機の飛行を 戦後の米軍や空自海自陸自富士重工の飛行機を仰いでこられた方です 模型を通してかの空を見られているのかも知れません。

 

赤坂会員

 1/72 Rockwell B-1B Lancer

アメリカ空軍の戦略爆撃機 某アニメの機体に仕上げるとナノプラスチックまみれで頑張っているそうです。低空侵攻VG翼装備の槍騎兵!72でこの大きさです。(赤坂会員は48も製作中)完成がとても楽しみです。

 

 1/72 Kamov Ka52 Alligator 

 モーター回転数をコントロールするボリュームを追加して低回転で安定して回るようになりましたの図 複座のアリゲータだからでしょうか?


 1/48 キ61飛燕

往年の名作オオタキ48です。当初「かかみがはら飛燕」にしたかったそうですが あちらはⅡ型 やはり 部隊マークを羽織らなければと・・・それにしても丁寧な工作が銀色をよけい美しくしていますね!

 

 1/48 キ84疾風

こちらはタミヤ48?白帯に日の丸 少し汚しを入れてみたたそうです赤坂会員も実機と同じ風防を固定してから塗装をされています。 実に実機ぽくっていいと思います。 其の為には風防取り付け前に 機内を徹底して綺麗にする。そして隙間なく取り付ける。  さもないと、マスクを剥がした瞬間 コーラの空き缶やMACの空き袋とかが機内に散乱????  じゃなかった 切子や塗料ミストとかで 折角の作品が台無しにならない様、気を遣われている・・・( ^ω^)・・・


河合会員

ドラゴン72 アポロ11号司令船着陸船の収納状態


ドラゴン72 アポロ11号着陸船



来年は月に降りた1969年から55年の年 その間 月のウサギに会いに行ったのは12人。 1972年のアポロ17号まで続く・・・が その後ぷっつりと途絶える・・・

兎に角 最近は宇宙モノに燃えている様です。 その次は 『宇宙(そら)よりも遠い場所』でしょうか?・・・・

TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」公式サイト

 


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次回例会は

  2024年3月24日 日曜日 13時から 

    陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室

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あとがき

新年2024年最初の例会です。

元旦そうそう 能登地方を襲った大地震は多くの方々が亡くなり今なお多くの方々が不自由な生活を送られています。その支援物資を積んだ海保DHC8が日航の旅客機と衝突するという事故も起こっています。亡くなられた方々へのお悔やみと被災された方々の早期復旧を心よりお祈り申し上げます。

さて、あいにくの空模様(天気予報は「雪」だったのですだったのです) 参加者もご高齢者が多く遠方の方々には安全を最優先の英断をお願いしてます。 でも 抑えられない気持ちとの格闘は大変ですよねぇ~~ それでも12人の参加を頂きました。
議題そっちのけの模型談義は時間を忘れさせ 気が付けば北区?・・帰宅時間 それでも足りないと模型屋に押しかけての・・・(模型屋さんに迷惑にならない様にしましょう!) 何事も無く過ごせる今に感謝し 今年も宜しくお願い致します。
 

 

会場風景

  

いつもの作品の数より食べるものの数が多い不思議な怪? いや 会です。


 

ではまた。

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2023年11月度例会

2023年11月19日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
  
参加者 小島 中島 本澤 中山 手塚 斉藤 田中 押川 河合 赤坂 渡辺 私メ   12人
    オブザーバー 中島会員奥様   (敬称略)

 
報告
 1.他クラブの展示会報告 帝祭

 2.今後の予定 12/2-3 大激作展 Doモデラー

 3.

 

今回はプラモだけでした。

中島会員

 1/32 九三式中間練習機 水上機

空技廠と川西が91式練習機を元に改良を加えて採用された練習機 航空要員の必要性が急務となり当時の各航空機製造会社で大量生産された。上翼に後退角を持たせた独特の形状は前席の視界と脱出時の容易性の為とされている。

機体サイズ操縦性ともに中間練習機として良好だったそうで終戦まで活躍続けます。一部は水上練習機とされ霞ヶ浦や琵琶湖大津などで訓練に活躍しています。

 

1/32 FIAT CR.42

フィアットCR32液冷エンジンの派生型1939年に正式採用されている戦闘機(最後の複葉戦闘機)乗り物ニュースによれば  スペイン戦争あたりから航空機増産が課せられますが金属機を作る為の生産設備導入等の影響もあったのか 既存の設備で安価に戦える戦闘機として量産され初戦に活躍します。この飛行機もハヤブサと言います英語でファルコン・・東アフリカ戦線では その運動性能と整備性 稼働率の高さが功を奏しひいてはパイロットの腕を磨き上げた飛行機なのかも知れません。1400機を超える生産と1950年代まで生き残って軍に貢献している様は英国のグラジエーターより長寿で働き者だったと言えるでしょう。

中島会員の作品はしっかりと組み立てられて そんなCR42を良く表現されていると思います。

 

田中会

Mooney M20

前縁が直線の前進翼をもつ高速でかつ高級機 その生産数は11000機とも 日本国内でも複数の機体が活躍しています。しかし、ムーニー社も2000年代の不景気に勝てず 2019年に全員解雇するも中国資本で再開します。田中会員の機体は初期の木製機のような気がします。当時 木製機は乱気流でも乗り心地が良いとされていましたが後に全金属製に変わり最近では一部プラスチック化されているそうな・・・。美しく仕上がってムーニー独特の雰囲気が出ていてすごく好感が持てます。

 

セガワ72 いすゞTX-40燃料給油車

後方の2式単戦「鍾馗」とのコラボ なんと幌やゴム類以外はプラのままに墨入れで仕上げたそうです それで この雰囲気 田中会員は目の付け所が違います。いったい何枚 目から鱗を落とさせるのでしょう・・・鍾馗様もまた美しいです。

トヨタGB エンジン起動車

こちらは全塗装しています箱絵は鍾馗様ですが あえて疾風にしているとか

チョークに紐までついて憎い演出をしています支え棒や鎖エンジングリルまでさりげなく手を入れていました あたかもキットのままであるかのように・・・

 

タミヤ72 九州飛行機「震電

タミヤの古いキットではありますが実に雰囲気の良い作品に仕上げられています。

終戦間際に試験飛行をした震電はその特異な形から意外なほど人気があります。先ごろロードショーされた「ゴジラ-1.0」にも出演してるそうで小島会員がその実機の装備品を参考に貸したとかでエンドロールに名が載ったそうです。おっと脱線・・・。田中会員はその最も美しい飛行姿勢にしています。勝手な想像ですが エンテ翼に5枚ぺらの金星エンジンの発展型ハ43-42ではあるが誉同様 既に生産環境に生産技術が追い付かず十分な性能は出せなかったと思われる。

 

本澤会員

モノグラム48 コンソリデーテッド・バルテリーB-58

本澤会員は製作中のB-58実演しながらの参加

1/72のXB-70ぐらいの大きさがありそうです

詳細に図面を引いて検討され模型に反映する方法はソリッドモデルと同じなのでしょう細かく加工する際の方法などとても参考になりました。

 

渡辺会員
その隣で ミニクラフト1/48 T-34Aメンターを

なかなか良いプロポーションです動翼や尾翼は薄板ビーデッドスキン成形が・・おっと

資料も見せて頂き懐かしいやら感動するやら・・・

 

 

赤坂会員

ノースアメリカンP-51D 1/72

セガワの72だと思います このキットが出たとき最高の出来っと称されましたが・・・いや、でも、いい雰囲気ではないでしょうか!

 

カモフKa52アリゲータ 1/72

ご存じKa50の派生型 単座の空飛ぶ重戦車から複座による作業付加軽減と新規に採用された装備品でMi28よりも高性能な機体と称される。赤坂会員はスムーズな回転の2重反転ローターを再現すべくいろいろ調整?に挑戦している様です。その省かローターマスト周りがリアルな雰囲気を出しています。

 

セガワ72 フォッケウルフTa-152

美しく仕上げられてます。

タミヤ72 チャンスボートF4U

 

タミヤ72 ベル X-1

 

 

河合会員

ドラゴン72 アポロ11号司令船

 

ドラゴン72 アポロ11号着陸船

先の帝祭に完成まで間に合わなかったモノを完成させてきました。

来年は月に降りた1969年から55年の年 その間 月のウサギに会いに行ったのは12人。 1972年のアポロ17号まで続く・・・が その後ぷっつりと途絶える・・・

今年もいろいろな計画が発表され どれ程のものが その夢に達成できるのだろう・・・

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次回例会は

  2024年1月21日 日曜日 13時から 

    陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室

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あとがき

早いもので今年も最後の例会となり 次回は新年2024年です。

皆さんも 当然 歳を重ねていくわけですが 見えるうち 動けるうち・・・と 「のんびり余生を」の気持ちを大切にしつつ なるべく動きたい 故直井先生は「早くその形が見たい」と削り屋の異名を持つほどの行動派だったと聞きます。 僅かな資料からも図面を起こし木取りして削り上げてしまう・・・。それには予科練時代の航空工学や経験が大いに動いたのだと思います。膨大な作品群(それでも一部だったとか…)

作りたい自分を抑えることはストレスになります。現状を受け入れ次の一歩が踏み出せればより良い老後になるのかと先生方、諸先輩方を見ていて思いました。

 

出来れば 青空のした のんびり飛行機を見に行くのも良いですよね!

 

会場風景

 

いつもの作品の数より食べるものの数が多い不思議な怪?いや 会です。

 

ではまた。

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2023年9月度例会

2023年7月9日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
  
参加者 小島 中島 栗山 本澤 中山 手塚 斉藤 田中 押川 河合 赤坂 渡辺 私メ   13人
    オブザーバー 中島会員奥様   (敬称略)

 
報告
 1.他クラブの展示会 東京ソリッド、FCMA、大激作展 帝祭

 2.田中会員 茨城空港の「飛燕」見学報告

 3.田中会員 坂井三郎氏の乗機考察
 
作品
今回はプラモだけでした。


栗山会員
  プラモ1/72

 English Electric Canberra

FROGのB(I)Mk.8/12 低空進攻型かと思われます。古~~~いキットですが流石綺麗に仕上げられてます。

Googl検索すると Mk8のプロトタイプが1954年に初飛行し左にオフセットされた水滴型風防が特徴で英空軍では近接支援等低高度での作戦に投入されているとのこと。1961年のクエート危機や1965年インドネシア対立 太平洋地域ではNZ空軍が1965年からシンガポールを拠点に展開されたそうです。 東南アジア条約機構(SEATO)の元定期的な演習にフィリピンやタイで継続 また、元々高高度爆撃機として開発されているキャンベラ 1000Ib爆弾を12.000mの高度から爆撃を行うことも。

ニュージーランドは英空軍にならって1959-1964年の間は全体が銀色だったとも。

英国の当時の機体はパイロットは射出座席なのですが他はパラシュートを背負って脱出しなければならない PR.9タイプになって航法士も射出席になる・・・

 

ロッキード PV-1 ベンチュラ

アッカデミーキット ですね!Lockheed L-14をさらに大型化したL-18 ロードスターをベースに英国空軍がLockheed社に発注した機体 wikiでは1942年から実戦に投入とあります。爆撃機をはじめ戦闘に投入する機材の数を補うため大量に発注されるも太平洋戦争の開戦とハドソン時代より周りの性能向上が上回り各種改修はされるものの爆撃機としては1943年には退き沿岸哨戒任務に就く英国空軍発注分の半分もいかないまま残りの機体は米軍に引き渡される。しかし英空軍の発注のお陰でLockheed社は米軍への売り込みに成功しレキシントン(空母じゃありません)やPV-2へと発展してゆきます。その大量に作られたPV-2の余剰機が創設期の海上自衛隊に配備されます。

 

ブリストル ブレニム

これもFROG製 1936年に初飛行

wikiによれば元々は1935年に初飛行したブリストルM142という輸送機だったとか この当時最高速498km/hはかなりの高速だったのでそのまま中型高速爆撃機に改造!

しかし 間もなく始まったWW2ではその高速性も武装された時点で優位性は無かったとか それでも稼働率が良く運動性も良かったことから色々な型に発展してゆきます。

それにしても 栗山会員このオーソドックスなキットを見事に仕上げています しかもさりげなく・・・

 

フェアリー ファイアーフライ5

知る人ぞ知るAIRFIXのファイアーフライ ここまで愛情込めて作られている作品を拝見できて感謝であります。この外見で戦闘機???

wikiでは1941年に初飛行 高性能なエンジン グリフォンⅡB(1730hp)搭載ですが重量はスピット・ファイアーMkVの倍バラクーダと同じとあります。しかし それが 空力的鮮麗さによって さらには ヤングマン式フラップなるものを装備したお陰で艦載機としての運用に優れ1943には海軍に引き渡されています。

単座での遠距離航法はGPSの無い当時としては難易度の高い仕事だったと思います。敵地での運用ですから電波による航法も無かったでしょうし・・・

この飛行機はWW2では太平洋にも進出しているのですね!1945年7月には東京上空に飛来しているとか・・・

 

VULTEE VENGEANCE Mk.II A-31

ヴァルティー ヴェンジェンスMk.Ⅱ A-31

個人的にあまりにマイナーな飛行機 実機を知らないキットは多々ありますがこの飛行機もその1ッ機 FROGにしては甘いモールド wikiによれば1940年米ヴァルティー社がフランスから発注を受けて製作したそうな 重武装の急降下爆撃機 しかし 引き渡す前にフランスがドイツに降伏してしまった為 それを英空軍が引き受け なんと 極東に投入1943年から実戦配備ブレニムを補完する形で作戦に参加しているそうな しかし 1944年から順次後方に 訓練機(標的曳航含む)や関連国への供与されている。

生産性を考えてか直線を多用している。独特の内側が後縁直線の後退翼で外翼は前縁直線の前進翼という主翼平面形にスポイラー式エアブレーキを持ち かつ 構造的に頑丈な飛行機だったとも。

 

本澤会員

1/96 コンベアー B-58 ハスラー

Revellのボックスサイズキットでしょうか 当時のRevell社は買い手の心をくすぐる様な魅力あるキットが多かった あるものは地上支援機材だったり あるものは内部構造だったり・・・そんでもって 形を的確に捉えている そんなイメージでした。

本澤会員もこのキットに魅せられた一人 やるなら徹底してっと 磨き上げてしまった作品 音速の2倍で巡行するB-58の魅力を余すことなく引き出しています。

 

ノースロップ T-38 タロン 1/48

主翼から前以外は全部作り直してます。 T-38モックアップ形状にNASAのカラーリングを採用!

美しい飛行機は如何に美しく展示するか・・・本澤会員の拘り!

キャノピーはワザワザスモークを採用し光の加減でさりげなく機内を演出する凝り様。 飛行機本体もさることながら展示台に相当な労力を注ぎ込まれています。

実に美しい!

 

田中会

1/48 ビーチクラフト V35 ボナンザ

バンダイで出していた48軽飛行機シリーズ 本当にきちんと民間軽飛行機にお金をかけてシリーズ化までして立派です。キットもさることながら きちんと形にできるというのは素晴らしい!レジは別にして田中会員らしい美しい仕上がりになっています。

 

1/72 三菱 A6m5

FROG72 レアですねぇ~~~さりげなく手が入ってそうですが 飛行状態に仕上げてます。このキットの泣き所というか大きなスピナーやカウリングもプロペラ回転面を透明板で作ることで違和感無くクリアー。左右一体の水平尾翼は胴体の左右合わせをしっかり行なったのでしょう実に綺麗な尾部周りとなってます。

 

1/72 三菱 A6m2

フルアクションシリーズ?

1/72 三菱 A6m2

上記のカットモデル 折角中身がしっかり出来ているのですから・・・と

1/72 三菱 A6m2

AIRFIX 72 現在のモノではなくひとつ前の撃墜王シリーズ

 

坂井三郎氏はどの機体に搭乗されたのだろう?????

坂井三郎氏の乗機カラーリングは・・・・同じV-103で白抜きか黒か 青帯か赤帯か白鉢巻きや青鉢巻きが在ったのか・・・・撃墜マークは???? 時間軸???

 

赤坂会員

1/72 96艦戦

佐野はニチモの秀作96艦戦 綺麗に仕上げていますね! 田中会員の影響か古いキットが掘り起こされている 掘り起こす・・・ホリコシ・・・ダジャレです失礼!

 

三菱/シコルスキー UH-60JA 1/72

セガワさんもフジミさんもUH-60JAと箱に書きながら絵も描きながら肝心なものが付いていない・・・と 赤坂会員は「メーカーはベースを用意しただけですから 後は作者次第」と取り IRサプレッサーをスクラッチしたそうです 美しく仕上げられる赤坂会員故のキットかと見間違う限り。

 

シコルスキー SH-60B  1/72

こちらはほぼ素組

 

三菱/シコルスキー SH-60J  1/72

こちらはテールローターに5mmモーターを内蔵させ台座に電源を備えて回転ギミックに成功させたそうです。携帯などの振動モーターがどんどん小型化し携帯も次々とモデル置き換え その御利益にあずかるという事でしょうか・・・模型だけでなく広く利用できるものに目を向けていると思わぬものに・・・

 

カモフ アリゲーター  1/72

っというわけで このタミヤKa50も とあるガチャポン?から機構を移植し 目下スムーズな動きを実現すべく調整しているそうです。しかもモーターを搭載。完成が待ち遠しいですね!

 

渡辺会員

1/72

 ビーチクラフト T-34C ターボメンター

メーカー名を聞き忘れてしまいましたがT-34Aの後継機としてターボメンターが米海軍に採用され wikiによりますとエンジンはPT-6A-25 550hpでバロンの主翼とデュークの主脚に置き換えられたとなっています。その省でしょうか水平尾翼や胴体下にもフィンが追加されています。空自のT-7とは訓練用途が異なる為でしょうか アリソン250-B1を減格450hpにて使用しているのでスッキリしている様に思えます。 渡辺会員の作品は ちょうど帰投した処でしょうかターボプロップ独特の音が聞こえてきそうです。

 

ビュカース Bv133 ユングマイスター

戦時下に進もうとするドイツの航空界・・・なのでしょうか・・・

もともとがスポーツアビエーションの担い手として活躍 戦後も活躍続ける。 ドイツ航空省(RLM)に48機に対して68機が民間に133機が輸出・・・どれほど民間スポーツ航空が浸透しているかが伺えます。ビュッカー社での280機の他に異母兄弟があり現在でもヨーロッパの空を駆け回っています。日本にも1938年に1機輸入されている様です。

 

デ・ハビランド バンパイヤ

あはは!やられました FROG72 F.B.Mk.5/50ですよね!

当時のパワー不足を補うための排気ロス減らすためにエンジン後部に取り付けられる排気ダクトを短くすべく考え出された短胴、双ブーム 当時の生産環境から胴体には前方側はデハビランド社の編み出した木製サンドイッチ構造を採用 このレイアウトで各種発展型が作られ 最終的には3268機もの生産数を誇る航空機となります。また 1945年 世界初の空母に発艦/着艦したジェット機は特記すべきでしょう。

空自に採用された?T11は現在南基地の格納庫に眠っているとのこと。浜松広報館は自衛隊の広報の為の施設なのでそちらが優先されてしまうのでしょう。 将来施設拡大されない限り常設展示にはならないのかもしれません。しっかりした広報の意味でイベントとかに展示される事を望みたいものです。

 

カマン SH-2 シースプライト

フジミ72でしょうか?サーボタブ式ローターを持つSH-2シースプライト海の妖精。 こうして見ると ローター面を高い位置あることが分ります。艦上での取り回しを良くする考えもあったのでしょうか・・・。1950年代後半 対潜哨戒、航空救難 艦載ヘリコプターとしてカマンが提案したヘリコプターは1959年に初飛行1962年には評価試験が実施されましたが性能不足と判定され、それを打開するために双発化するなど再設計1970年にLAMPS(軽空挺多目的SYSTEM)に採用され次々と各種機能拡張を続けベトナム戦争を生抜き1993年まで使用され続けます。 それを意識してか 渡辺会員は潜水夫のフィギアを添えていました。

 

 

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会場風景

田中会員の講義に拝聴の絵

今回は 小島さんが久し振りに参加・・・やはり 模型談義は特効薬なのでしょう!

本澤さんも久し振りの参加 この方の考証や作品もその表現の仕方も本当に驚かされます。少しでも 自分の作品に・・・と 思うのですが・・・・

この日は 中島会員が未制作のキット と 本澤さんが航空ジャーナルを 「秋のサンタ」してくれました。 そういえば 昔 故直井さんや故伊藤さんからも沢山頂きました・・・

 

して 次回の例会は

 

11月19日 13時から

宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室

 

です。