宇都宮ソリッドモデルクラブ 2024年9月度例会
2024年9月29日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
参加者(敬称略)
中島 中山 栗山 手塚 斉藤 田中 押川 渡辺 赤坂 私メの10人
+ オブザーバー中島会員奥様
報告
1. 例会実施に当たって
・リスクを鑑み 自己責任とマスク着用 飲み物持参でご参加
2. 1日展示会の件 こらぼ?
・ 2026年5月10日MMSとのコラボで1日だけの展示会
3. 各地イベント情報
・ このページ最後に掲載
作品
今回もプラモだけでした。
栗山会員
ハセガワ 1/48 中島 キ-44 二式単戦Ⅰ型 鐘馗
この刷毛塗感じが見事です。
中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗 試作型 独立飛行第47中隊 だそうです。
マレー・インドネシア方面に投入された試作機 巴戦を好む古参を横目に この機体にあった一撃離脱戦法で好成績を残す それでも その後列強各国の機体より旋回性能は良かった エレベーターの内側が三角に切れているのはこの飛行機の特徴でありましょう。プロペラ後流の影響を考え敢て低くした垂直尾翼は水平尾翼のはるか後方に位置し 射撃時のスワリを良くしているそうです。脚カバーが主客側についています。
Ki-43が脚カバー無しに比べれば どれだけ空気抵抗を重んじていたかがわかります。
ただ不整地では壊れやすかったのではないでしょうか・・・・。
ハセガワ 1/48 川崎 キ-61改 三式単戦 飛燕二型改
飛燕2型改 56戦隊伊丹 終戦間際 後方視界を確保するために改良された機体。(改良とは完成機を切った貼ったする改造ではなく新規に設計生産されたものを指します)
後部胴体の断面が カッコいいⅡ型を見慣れた私には 無理くり造形した感じを受けますが、最小限の構造変更で収めるにはこうするしか無かったのかも・・・。
五式戦が配備進む中 水冷エンジンの機体がわずかに完成されていた様です。
クラシックエアフレーム 1/48 ホーカー シーホーク
ドイツ海軍の衣装を纏った海鷹 Wikipediaによりますと ドイツでは主に陸上基地から対艦攻撃任務に使用されたそうです。この見た目でも小さく見えますが 機体規模はほぼT-1と同じです。戦後の(西)ドイツマークは不思議と戦後の英国機にマッチして見えるから不思議です。
排気ノズルが2つあるのに単発 しかも 艦載機
航空機は限られたスペースに如何に装備品を詰め込むか で このような形になったそうな この後開発される ハンターも同じ顔してますが 陸上機なので機体の大きさがぐんと大きくなります。
クラシックエアフレーム 1/48 ホーカー シーホーク
やっぱり カードを描いた機体が欲しくなりますよね!
繊細にケガキ直されたパネルラインがかっちりと作り上げられた作品をより精悍な表情にしています。クラシックフレーム社のキットは作りにくい話も聞きますが 本当に美しく仕上がっています。
中山会員
ハセガワ 1/48 FA-18
昔の感を取り戻すべく 大物に挑戦し続ける中山会員 次回は何に挑戦されるのでしょう!
田中会員
Vac Wings models 1/72 中島 橘花
バキュームキット作品です。72というサイズですが 慎重に削り合わせて形にしています。最近はインジェクションキットにも恵まれている様ですが バキュームキットをこの様に仕上げる田中会員はすごいと思います。
ハセガワ 1/72 中島 Ki84 四式戦 疾風
うつくしい!です。手を加えている様に見えないのですが さりげなく入っている様です。
メカドール 1/72 中島 Ki87
これもまた美しい! 右側にはごつい排気タービンがモールドされています。
メカドールさんのレジンキット 少し前までは このキットしか存在しませんでしたが 最近はいろいろとインジェクションキットも出てきている様です。
無垢レジンは 事後変形があります。とてもマイナーなキットが出るレジンもの 当然高価ではありますが 結局のところ完成してナンボでしょう!
田中会員に聞きましたところ やはり細かいパーツは 他から流用しているのだとか 無垢のレジンですと折れやすく キットが重い分強度が不足の様です。
???? 1/144 ???? Ki99?
アニメか何かの架空機かと思っていました・・・
失礼しました! 田中会員によれば
松本零士氏の作品に登場した機体を模して創られたキットなのだとか。
そもそもレジン製の48作品があり それに陸軍のKi番号で計画だけで作られなかった中から「99」という番号を選んで付けられたとのこと・・・空想ではあるものの 夢を形にする作業は 頭を活性化するのにとても良いことだと思います。
私メ的に 実在のものを正確に形にしたり 見たまま 感じたままに形にすることも・・・ ましてや この様にキット化され それに共感できることも 模型つくりの楽しさなのだと思います。
赤坂会員
ハセガワ 1/72 グラマン OV-1A
モホークの練習機 白い衣装にオレンジと銀アクセントに国籍マークと文字
ベトナム戦争時に単に連絡/観測のみでなく軽攻撃ができるCOIN機が生まれます。
ここまで規模が大きくなると くだらない3+1軍の切り分けという政治問題に翻弄されます が こののちSTOL性能と側方監視レーダーを積んだOV-1Bが米陸軍で活躍します。Wikipediaによりますと 一部はOV-10と一緒に湾岸戦争でも使われたとか・・・。
バンダイ 1/48 富士 FA-200
バンダイが民間機を次々と市場に投入していた頃のキット
キャノピーから機首部分にかけて造形が難しい様に思えます。
が さすが 美しく仕上がっていて気持ちの良い作品です。
イタレリ 1/72 Locheed YF-12
渡辺会員、河合会員と三つ巴でSR-71シリーズが駆逐されている様です。
Ti色というものに挑戦されている今回の作品 いい色に仕上がっています。
ハセガワ 1/72 Bell/Boeing V-22B
こちらは陸自迷彩を纏ったV-22B なかなか渋いです。迷彩塗装にかなりの時間をかけたとか さすがの仕上がりになっています。
番外編
田中会員
夜間をテーマのボックスアート
毎回いろいろなテーマで箱(中身が詰まっている)を展示して頂いている田中会員
今回は 夜をまとった飛行機を描いたBOXARTです。
黒は彼〇達をより妖艶 美しく魅せてくれるから不思議です。
また、同一キットの流れとして
Do335に見るBOXアートの流れ
中身もFROGのキットが型流れで
BOX artはFROG時代T.HARRISON氏のサインが入るのが原画
2番目の絵には そのサインが消され書き足しされてます
3番目はドイツレベルに流れ着いて 余計なものは消され純粋に機体の絵になってます。
名称もFROG時代電探付きの夜間戦闘機とだけ表記され2番目は型番は入ったものの連合国コードネームでドイツレベルに届いてやっとオリジナル・ドイツ名になってます。
実機も米国スミソニアンから借用とはいえドイツ本国で復元され展示されています。
戦時中 唯一確認されているのが夜間飛行だったことからもこの箱絵は当を得ているといえるのではないでしょうか。
赤坂会員
富士 FA200 エアロスバル
田中会員
スライド金型とは
田中会員は何にでも興味を示し調べて その得た情報をわかりやすく紹介していただけるので ただキットを作るだけでなく 会員にいろいろな見方を提供されています。
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次回は
2024年11月17日13時から
宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
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今回は会場風景を撮り忘れました。ので イベント情報を
10/5/6 桐生サンデークラブ 緑文化センター
10/12,13 全日本ホビーショー 東京ビックサイト
” 大激作展 北千住シアター1010 11F
" ミリオンウィング 千葉市民会館
10/19,20 陽光コミュニティー文化祭
11/ 2,3 帝京大学 帝祭 帝京大学宇都宮キャンパス
12/14,15 Doモデラーズ 筑波がグエン都市イーアスつくば2F
実機関連
10/6 日米フレンドシップデ― 横須賀基地
10/27 航空自衛隊 浜松基地
11/3 航空自衛隊 入間基地
12/8 航空自衛隊 百里基地
C-1 塗り絵