2023年7月9日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
議題
1.会長後任は年内に決めたいとし当面事務局が代行とします。
Supermarine Spitfire MkVB
かなり昔に作られて作品。諸先輩方の談ではおそらくモノグラム初期のMk IXはないかとのこと。ちょっとGoogleしてみますと BS435は1943年5月2日にRAF611所属のオーストラリア空軍パイロットLdr.Hugo T.Armstrongが搭乗しドイツ機へのスクランブルでBiggin/Hillより迎撃に上がり、その後の交戦でブルゴーニュ沖の英仏海峡上空で撃墜されている。総撃墜数は12機(ニックネーム:Sinker) 故国から遠く26歳の若さだったそうです。
Hawker Hurricane Mk IIc(Trop)
これも初期のMONOGRAM1/48 砂漠のNo.213Squadron所属機・・とまでは検索できたのですが・・・上反角ほぼ0の主翼鋼管破風張りの胴体スピットファイアーに比べれば鮮麗さに欠けるかも知れませんが丈夫で23.9㎡でルート側で19%の広く厚い翼に1185hpのマーリンXXエンジンを載せ2,780ft/minの上昇力はスピットファイアMk5bより優れている。砂漠(デザート)用防塵フィルターのフェアリングが機首の下に大きく飛び出してます。万が一の為の水タンクも備えるそうです。 No.213Squadronは1913年に英海軍に結成され2つの大戦を戦い抜き英空軍に移管後も1969年まで存続します。
川崎 Ki61 三式戦 飛燕 I型
言わずもがな「飛燕」については皆さんの方がよくご存じなので・・(^^;;;
このキットもかなり古いですよね?多分にオオタキ1/48だと思います。オオタキの説明書によりますと 燕をあしらった部隊マークは 「つばくろ」第35教育飛行隊となっていました。私メには分かりませんのですが1型のこの塗装もなかなかいいですよね!
川崎 Ki45改 二式複座戦闘機 屠龍
こちらは栃木の名家「ニチモ」こと佐野の日本模型の製品 当時 唯一無二今でも遜色無い出来を誇ります。中島会員はそれでも足りない部分を丁重に仕上げられてます。私的にこのキットの最大の泣き所は下面の37mm銃が簡略化されてしまっていた点でしょうか・・・プロフィールも良いし下面はミエナイと作らない方も居ますが・・・。実機は現在 胴体等が米スミソニアンで保管展示されています。
三菱 一〇〇式司令部偵察機
プラモと言えるのはマルサンだけ!と強いCMを流していたマルサン模型の一〇〇式司令部偵察機三型 その流線型な形が日本人離れしていて的でない美しさがあります!このキットは良く再現しています。二型が1941年の頃に当時の戦闘機より速い日本初の600km/hを記録 後に1943年生まれる海軍の彩雲艦上偵察機がたたき出す639km/hまで日本の実用機最速でした。これは徹底した空力設計とそれに見合った構造設計があってそれらを満たす製造技術や整備が居ての話だと思います。3型のキャノピーは空力的に優れていたのかも知れませんが時に歪みや視界不良を起こしかねない と 搭乗員からは評価は得られなかった様です。
この機体は完全な形で英コスフォードの空軍博物館に保管展示されています。
何年か前この機体のレストアがなされた際,三菱も協力したのだそうです。
元MACHBOXのキットです。 空冷MK3はAIRFIXから発売されています。英国機好きの栗原会員らしく憎い機体をチョイスしてきます。古いキットゆえかなり苦労もされているそうですが綺麗に仕上がってます。私メもこの様に作れたらなぁ・・・。 ハンドレーページ社という会社は戦後の統合の時も何処ともつるまない孤高のメーカー的イメージがあります。徹底した空力設計を行ったわりにランカスターの陰になっている気もします。(私的にです)でも、英国では異なると思います。 被撃墜数に対する生存者数がハリファックスの方が多いという。これは設計思想の問題なのかどうかはわかりませんが 脱出ドアのサイズがハリファックスやスターリングのが大きいのだそうです。また徹底した空力設計はパワー不足なマーリンをブリストル・ヘラクレス空冷星形エンジンに載せ替えMk3型になった後も性能を落とさなかった。そして稼働率も高め乗員や作戦に貢献します。が 一部の高官達は偏見からハンドレーページ ハリファックスを認めようとしませんでした。これが統廃合に影響したかどうかは分かりませんがもっと高い評価を受けるべき機体だったのではないでしょうか・・・。
プラモ
今回は まず タミヤ72疾風 多少てを加えているそうです・・・我が家にもありますが なんか雰囲気が異なる様な・・・・
氏 曰く
古いキットは「素材は提供した 後は 出来るものなら作ってごらん」と・・・
なるほどー!
こちらは タミヤ48です 木更津で飛び 入間の航空ショーで飛び 古巣 宇都宮へのフライトをした機体です もちろん パイロットはドン・ライキンス氏
写真見てたらオイルクーラーのカバーが凹んでいたので再現しましたの図 飛行姿勢では片方の車輪が半開きでしたので・・・。と
無論 前々回も紹介しました通りラダーには「Planes of Fame Air Museum」の文字が・・・
でもって オオタキ 1/30 疾風
殆どのカバーが開閉可能全動翼可動航空灯点灯エンジンはモーターライズ・・・・この様なキットが在ったのですね・・・・組み立て説明図は新聞紙大 山泉楼のメニュー程あります。( ^ω^)・・・
もちろん当時のままではなく多少手を加えてる???そうですが・・・(普通の方は導風板まで作りませんよ田中さん・・・)
Northrop F-5 PATROUILLE SWISS
久々の現用機 F-5 スイス空軍の曲技チームパトルイユスイス の機体 ハセガワ32ですデカい美しい! とても缶スプレで仕上げたとは思えません! 磨き入れないでツルツルピカピカ・・・
で こちらは1/144 右がREVEL144 左がF-toyだそうです。 144でこの輝きですか・・・口では簡単におっしゃるのですが・・・
赤坂会員
プラモ
Lockheed SR-71
SR-71 渋いです! 何故にこのようにきれいに塗装ができるのでしょう!
どちらもハセガワ72だそうです。Mach3の怪鳥 ほとんどがチタンでできているとか・・・燃料も特別なものを燃やしているとか・・・
Fairey Gannet
FROG72です 私メ的にこのキットいいです! 何がって 雰囲気が そしてかっちりガネットに組みあがる単発のフリした双発艦上機 狭い空母のエレベーターや格納庫の天井高の為に短い胴体に装備を押し込んで大きなパワープラントも押し込みその分主翼面積は広くなるから単純な折り畳みでは格納できなくなっての独特の翼折り畳み機構 故伊藤さんがソリッドモデルでその折り畳みを再現しようと試みましたが・・・・大子模型クラブNEXT ONEの方はその難しい機構を再現されています 見た方は鳥肌ものだと思います。
三菱/Sikorsky UH-60JA
赤坂会員はハセガワさんのキットにとことん拘ってUH-60JAにしました。エライ! 私メは安直にイタレリのUH-60を改造しましたが なんといってもIRサプレッサーが付いていないことがハセガワもフジミも嘘つきキットにしていますが それを敢て 基本はS-70なのだから問題ない!と果敢に挑戦 その複雑な形状を再現されました。・・・私メには無理です( ^ω^)・・・
Компания „Сухой“Su-47/Су-47
旧ソビエトの実験/実証試験機 カナード翼と前進翼の組み合わせを研究実証するために作られた飛行機 高負荷のかかるこの様な機体に前進翼を組み合わせるなど素人的に考えてしまう機体ですがX-29同様飛ばした国でしか得られない情報があるのでしょうね! 最中的キットですが綺麗にまとめられて実に美しい!
---------------------------------------------------------------------
プラス1
田中会員
オリエンタル ・・・・という会社が在ったそうです。
このキット 全可動は良いのですが(そういう時代)モーターを入れる為に九七戦闘機の特徴である胴体の絞り込みが零戦になってしまいました・・・・
氏 曰く「・・・・できるなら・・・・」だそうなのですが 箱絵は素晴らしい!マニア72の97戦を彷彿しますが 中身は ・・・・ 多分 田中会員は97戦に仕上げてくる予感がします・・・・楽しみです。
------------------------------------------------------------------------
次回例会は
2023年9月17日 日曜日 13時から
陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室
------------------------------------------------------------------------
あとがき
ここにきて 『コロナ』がにわかに増えつつあります これをどっかの大臣の様に「ごく僅か 問題ない・・・」と言ってしまうのか いや そんな事より 自己防衛は自己責任でしましょう! この時期 それだけではありません 『熱中症』も エアコンの部屋に居ても掛かります 特に他称の年配者は要注意です! 遅くまで熱中して作品作りせず 睡眠と水分は大目に たまに塩分も補給しましょう!硬いせんべいは顎(あご)の運動にもなります!
会員も1方増えました。平均年齢は ほんの少し下がった・・・・かな?