宇都宮ソリッド モデル クラブ

fa300が紹介する宇都宮ソリッドモデルクラブ例会

宇都宮ソリッドモデルクラブ 2023年3月度例会

2023年3月19日 宇都宮市陽光地域コミュニティーセンター 2F会議室

参加者 小島 中島 栗山 中山 手塚 斉藤 田中 私メ の 8人
編集
    オブザーバー 中島会員奥様 TSMC渡辺
    そして新会員 赤坂          (敬称略)
      
議題 
 1.今後の活動  当面の課題としてコロナ5類感染症指定に伴う対応
    
報告
   ・新会員 渡辺さんの紹介で赤坂さんが入会されました。
   ・近年コロナの陰で大病や怪我をする方が増えております。
   ・那珂川清流鉄道保存会
   ・東京ソリッドモデル70周年記念展示会予告
       
会場雰囲気  作品の数より お菓子の方が多い例会です。育ち盛り?
 
作品
 小島会長 
  九州飛行機 白菊 1/50 ソリッド
爆撃機偵察機などの搭乗員を訓練する飛行機。天風21型は500Hpそこそこオクタン価80程度でも飛べて機内は広く機上作業訓練機としては優れた飛行機だったと思います。

  中島飛行機 5型 1/50 ソリッド
朝日号 中島飛行機が初めて量産した飛行機『中島5型』陸軍の練習機として採用され活躍後民間に払い下げられ朝日新聞社の社有機となったそうです。航空朝日の始まりです。

  スパッド 5型 1/50 ソリッド
第一次大戦でフランスでの義勇兵に志願した茂野氏。ほぼ毎日偵察や着弾観測に飛び後輩を育て、挙句偵察機で敵機を撃墜するなど その勇敢な功績をたたえられフランス軍騎士勲章)に輝きます。その働きが認められ シゴーニュ戦闘機部隊に配属。その時に与えられたのがこの機体。亡き妻から名をとり『わかどり』と命名されたといいます。胴体には美しい鶴の絵が描かれていたそうです。第一大戦を生抜きその経験を祖国日本の為にと帰国。 が・・その思いも排他的当時の無能な輩には受け入れられず その経験も生かされることなく49歳の若さで病により他界してしまいます。小島さんの作品からは氏への想いが込められている様にすら感じます。
 
  中島飛行機 甲式2型 1/50 ソリッド

中島飛行機が世界の品質を最初に学んだ飛行機

フランス ニューポール社の機体を陸軍に収めるべく大量生産を学ぶ 呑竜工場に所狭しと並ぶ機体の数々に新しい時代を感じたのではないでしょうか・・・。

小島会長の作品は 考証を重んじ木目細かく作りこまれていて且つ美しいです。

 

 
 中島会員
  フォッカー アインデッカー 1/50 ソリッド

1915年フォッカー社が手掛けた戦闘機 当時としてはまれな単葉機

当時画期的なプロペラ同調機関銃を搭載しその命中精度で初戦を制しています。

しかし原型としているモランソルニエのタワミ翼は横転性能が低く空中戦には不向きだった様です。

 

  ニューポール N-11 1/50 ソリッド

第一次大戦初期フォッカー・アインデッカーと対峙するために作られた。

しかし翼の上につけた機銃は命中精度が悪かった。その分一葉半の機体はエルロンによる横転性能が良く操縦性が良かったとも・・ちなみにV字支柱に取り付けられたロケット弾は観測気球やガス飛行船の攻撃に用いられたそうです。が意外なほど戦闘機としての期間は短い様です。

 
  ニューポール17C-1 1/50 ソリッド

17になってやっとプロペラ同調機銃を得てエンジンもより強力になり飛躍的に戦闘性能が向上すると 次々と撃墜戦果が上がります。

 
  ニューポール24 1/50 ソリッド

17からエンジンパワーが上がり胴体も丸く造形されるようになった機体 エンジンパワーの上がった分色々な問題が上がり間もなくしてスパッド戦闘機に入れ替えられてしまった様です。
 
  スパッドXIIIC-1 1/50 ソリッド

ニューポールから主力戦闘機の座を奪い取った液冷エンジン装備の複葉機
操縦者を選ぶとまで離着陸が難しいそうですが 空に上がると速度や機体強度がもたらす優秀な戦闘機だった様です。作品はアメリ義勇軍が使用した塗装になってます。
 
  RAF SE5a 1/50 ソリッド

 王立航空機工場?で生産された戦闘機スパっトと同じエンジン

イギリスでは最も成功した機体と称されているとか・・。

 

  ソッピーストライプレーン 1/50 ソリッド

イギリスソッピース社で開発された三葉機 海軍で少数使われたそうです。

 
  ソッピースキャメル 1/50 ソリッド

パップ戦闘機をさらに強力なエンジンを載せ強化した機体

が 操縦者を選ぶとも言われ多くの撃墜戦果を挙げている も 癖が強く事故での損耗も多いとされる。

 
  フォッカー Dr.1 1/50 ソリッド?

ソッピーストライプレーンに影響されたかそれともドックファイトでの

優越性を重んじたかで生まれた三葉機 こちらは主翼構造がしっかり強化され張線無しの支柱のみという構造が成功を収めたのかもしれません。

作例も当然レッドバロン

 
  アルバトロス D-III 1/50 ソリッド

下翼が少し小さい複葉戦闘機 胴体は木製モノコック

  アルバトロス D-V 1/50 ソリッド

 見事なまでのローゼンジ迷彩塗装 もちろん手塗り・・・むつかしそう・・・

 
  フォッカー D-VII 1/50 ソリッド
フォッカーDr-Iの主翼自体が強度を上げ張線を無くした主翼を持つ
D-VIIはそれまでのどの戦闘機より優れていたそうです。終戦の年1月に審査され採用 11月の終戦まで生産され続けられた。水冷6気筒130hpは安定した性能を発揮したと思われます。
 
  フォッカー D-VII 1/50 ソリッド

後のゲーリング元帥が中尉だった第一次大戦当時の乗機
 
  フォッカー D-VIII 1/50 ソリッド

フォッカーも複葉からより正面抵抗の少ない単葉へと・・・
1918年当時でもこの様なローゼンジ塗装があったのですね~~
 
  アンサルドSVA-5 1/50 ソリッド

派手なカラーが似合うイタリアの戦闘機 戦闘機としての寿命は短く この機を複座にした機体が1920年アルトゥーロ・フェラリン率いる日伊連絡飛行隊として東京を目指してます。1970年大阪万博でも日本に展示されましたね! 

 www.gqjapan.jp

    ブレゲー14 1/50 ソリッド

フランスの軽爆撃機とはいえ大きな機体です。

大排気量ゆえ排気を主翼上面に逃がし搭乗員を守る考えは大切だったのではないかと思います。調べてみると金属を多用した構造で軽く耐久性が在ったようです。

発展型等各型合わせて8000機生産されたと言いますから優秀な飛行機だったのだと思われます戦後は広い容積を生かして民間機としても活躍したそうです。

 

  JUNKERS J-1 1/50 ソリッド

この時代にあって全金属偵察/爆撃機

主翼の波板(コルゲート板)は金属線を巻いて表現しているそうです。

ヒューゴ・ユンカース博士の考え方は当時の常識を一いる気がします。テント格納庫が不要で雨が降っても飛べる事は 使う側にとって重要だったと思います。

 

 栗山会員

  ダグラス AD-2 1/72 プラモ

この作品はマッハ2というメーカーのキット

珍しい機体やほかのメーカー出さない機体を次々と送り込んでくるフランスのメーカーですが 日本のメーカーを見慣れた人には箱を開けた瞬間 閉めて棚の上に載ってしまうという・・・それを ここまで美しく仕上げられる技術は「すごい」の一言!相当難儀されたのではないかと思います。

 

  ダグラス AD-1 スカイレーダー 1/72 プラモ

AD-2の原型 大きな単発機です。

私めも 美しく作りたい・・羨望のまなざし

ハノイで実機を見る事がありましたがデカかったです。

 

 手塚会員

  ロッキード・マーチン F-35A 1/48 プラモ

最新のキットを形にして見せてくれる手塚さん。

今回のはタミヤの新キットF-35A 航空自衛隊

写真は接着剤無でピタピタできてしまうそのキットを分解して見せてく頂いた図

流し込み接着剤だけあれば完成してしまうのだそうです!(((><)))

 

 田中会

  グラマン XP-50F-1 1/55 プラモ

超レアなキット元々は国内のメーカーが発売した?キットで極少数ですが逆輸入?版が国内にも出回っているのだとか・・・・メーカー名聞き損じてますm(_"_)m

 

  Yak-24 タンデムローター 1/100? プラモ

ソビエット時代に作られた 唯一タンデムローターの機体

昔マルエス模型の片隅に積んであったのを思い出します。手が出ませんでしたが・・作品はメッキ仕上げ 高価な塗料があるのだとか・・・聞き損じました。(><”

  中島 Ki84 疾風 1/50? プラモ

田中さんゆえの作品 素材を生かしながら自然な修正を加えるテクニックは真似できません。 『プラモ』と言えるのは『マルサン』だけ! いや 田中さんにかかるとビンテージものも芸術品に変わる様な気がします。

こちらは その素組みとか・・・当時の走るギミックを考慮してのプロペラだったのでしょうか・・・・

 

 中山会員   

  グラマン E-2C 1/72 プラモ

エレールのキットですが 中山さんの作品はいつもバランスよく作られています。多分 私メに一番足りない要素と思っています。

 

 赤坂会員   

  三菱 MU-2S 1/72 プラモ

セガワさんから発売され私メも飛びつくように買いました

黄色のプラ材でしたが 塗装も美しく仕上がってます 

これもMU-2S 戦術救難機ゆえの迷彩ですね!

こちらはMU-2Bこと LR-1

作品はMU-2Sからの改造で北宇都宮駐屯地に展示してある06号機

綺麗な迷彩塗装です。

MU-2J 入間の飛行点検機 アメリカではまだ飛んでいるのですよね~~

 

  試作機シリーズ F-15 と FA-18 1/72 プラモ

これまた 美しく仕上がってます。

 

  Handley Page Victor 1/72 プラモ

そして ビクター給油機 大きな機体ですが綺麗に仕上がってます。

向こう側の団扇・・じゃなかった バルカンよりも迫力がありますね!

 

 オブザーバー渡辺さん

 

  AH-64 D型デモンストレーター と Mig17 1/72 プラモ

なかなかの渋い選択 あえてD型に改造するのではなく そのままデモ機として仕上げています。

Mig17はごめんなさい写真撮ってませんでした・・・m(__)m

実機はハノイの空軍博物館?に展示されているとか・・・

 

 



 

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小島会長をはじめ 病気や怪我で体調を害している方々が居られます。
なるべくなら 無理無く養生してほしいのですが・・・多分 模型を前にすると・・・
 
今回は新会員も増え さらには作品もてんこ盛りとなり もしかすると作品を収めきれてないかも知れません ぜひ 次回も機体しております・・・。
 
で 次回は
 
  2023年 5月14日 13時から 同所で行います。
 
体調の良い方は是非ともご参加ください。
万一 体調の悪い方は ご自身の為 家族の為 静養されることを希望します。
末永く 模型を楽しむためにも ご自愛くださいませ。