2021年画4月11日 宇都宮市南図書館 会議室
参加者 中島 中山 手塚 斉藤 本澤 押川 吉田 河合 私メ の 9人 と オブザーバー TSMC 渡辺 中島会員奥様 (敬称略)
議題
1.今後の活動
報告
1.近況報告
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『COVID-19』はワクチンが始まった様ですが
あくまで 1回目の注射です 栃木とて いまだに2桁の陽性者が出ています。
また 変異種なるモノも発症していると聞きます 高齢者は悪化しやすく 若年は自覚が薄く・・・基礎疾患を持っている方も用心にこしたことはありません。
当例会に於きましても 自己責任での参加 マスク着用 出入り時の手の消毒 例会では体温測定まで実施しています。
万が一にも出したくはありません ご本人や家族に負担がかかる訳ですから。
で長々同じ文章の使い回しで申し訳ありません。
議題1 今後の予定で
高齢者及び基礎疾患をお持ちの会員が多い中 少しでもそのリスクを避けるべく 不特定多数の図書館から 以前お世話になっています陽光地区コミニケーションセンターに5月の例会からの変更が決定しました。
中山会員のご尽力もあり 次回は
2021年5月16日(日)です。 4/25に『延期確定』当面は状況を見て判断します。
近況報告
今日は会長が花粉症に襲われ大事をとって休みです。 花粉症も中々対応に苦慮するものです 個人差もあり やはり 作品作りを邪魔されたくない気持ちから ご自分に合った対応をされて居る様です。
今回は中島先生が 我慢に耐えかね 参戦? もとい 参加されています。
ご高齢でもあり 奥様の付き添いの下 楽しく模型談義されていました。 健康は大切ですね! やはりその陰には奥様の存在が大きく存在しているのだと思いました。
この状況下 他の展示会などの情報は入ってきません。まぁ 当然か・・・
作品紹介
ソリッド
中島会員 1/50
ダイムラーベンツの超重爆計画C&E
計画では全幅54mなのだそうです だから 1/50でもスパン1m越えの大物です。
ソリッドですから ずっしりです。
計画機故 細部まで設計されていた訳では無いので 小さな想像図を基に自分の想像が加えられます それ故に思考が広がり 面白いのだと思います。
フォッケウルフ 全天候型戦闘機
これも 戦闘機としては大きな機体です。
いろいろな機器を載せ航続時間(滞空時間)を確保すると どうしても大型になってしまいますよね。
ブロム・ウオント・フォス Bv P.163
コンパウンド戦闘機 星形レシプロエンジンとジェットエンジンを併せ持っている。
ブロム・ウオント・フォス社お得意の非対称配置 多分胴体下に搭載物を考慮しての配置なのでしょう 作品も飛翔型爆弾 Bv-246でしょうか?搭載しています。 コックピットが一段と高いのはミサイル等を誘導するためでしょうか。前方のエンジンって邪魔なんですよね。
メッサーシュミット Me P.1106
Me109並の小さな体で高速で飛んでくる 多分構造を簡素化して・・・と云うことなのでしょう。 戦後、この手のエンジン配置は東西で見られましたが近年では殆ど見られなくなってますね。
ハインケル He P.1077
有人だったのでしょうか? 確かにこんな小さな機体が迎撃に上がってきたら 見えないし 撃っても当たらないのではないでしょうか ただ Me163より滞空時間が短そう 搭乗員はパラシュートで戻るのでしょうか・・・
ブロ―ム・ウオント・フォス Bv P.202
高速になればなるほど避けて通れない衝撃波 それを遅らせる為に翼を前か後ろにさせる・・・まぁ むつかしい空力の話は分からないので 脇に置いておいて その衝撃波を遅らせる行為は離着陸性能を下げる 戦時下に広くて長ーーい滑走路は維持できない
そこで編み出された可変翼 F-14の様に左右対称に可変させるのがメジャーではありますが ブローム・ウント・フォス社はその複雑で重量の嵩む機構ではなく 単純に前進翼と後退翼を兼ねる翼自体を可変させることで衝撃波を遅らせる航空機を考えました。戦後しばらくしてNASAでも実証試験していますね!
左右非対称は悪いことでは無い 問題はパイロットがそれを飛ばせるかどうか
私メが社会人になった時ご健在だった三木常務は お昼休みパートのおばさんお姉さん達と歓談中 私メは つい 調子に乗って 彩雲は何故あんなに垂直尾翼が曲がってるのですか?と質問してしまったのです すると ちょっと真面目な顔で
「飛行機は左右対称ではないのだよ」
と 優しくおっしゃってました。(まぁ興味あるなら自分で勉強しなさい・・と)
この方は 中島飛行機時代 彩雲の空力設計をされていた方です。
多分、今でもその意味は理解できてない私メですが・・・
そう言えばその会社の専務取締役は近藤芳夫氏 そう 疾風の生みの親の一人
今思うとすっごい環境でした・・・
プラモデル
本澤会員 1/48
T-4
ほぼ完成に近い状態 会場でまだ作業していました 上位スキルの方の作業というのは勉強になります。 それにしても しっかり創り込まれています。う~~ん!
この804号機は 2011.3.11の震災で唯一被災してしまった予備機だそうです。
本隊は芦屋に展開中で留守だったとか・・・今年10年目を迎えるにあたってこの題材を選ばれたそうです。
手塚会員 1/144
B-52H
グレートウォールホビーという会社のB-52Hだそうです。
凄く繊細なモールドで作業も中々 でもストレス無く?組み上がる?とか・・・
144でも50m超えの飛行機は幅が400mm弱と大きいです。
最近は多種多様といろいろ手がけているようです。
中山会員
F-14 1/48
会場到着時に ハードランディングで主脚に大きなダメージを受け 駄々こねている図
模型を作るのを楽しまれてます。 我流で楽しむも またいい!
P-1 と US-2
F-toyでもそのできあがりは素晴らしいです 中々完成させる人は少ない中中山会員はきちんと完成させて魅せてくれます。 う~~ん
私メはなるたけ見ない様にしているのですが この出来には つい我慢できず買ってしまう・・・で 自己嫌悪に陥る・・・ああ!
吉田会員 1/48
FGA-1H???
スカイレーダーにR4360を搭載してみた図
リノで活躍する スーパーコルセアに魅せられ 手持ちのキットを改造!
かなりノーズヘビーな気もしますが 長いテールにバランス積めば何とかなる!
・・・とか 毎回楽しい作品を見せてくれます。先輩!次は何を?
河合会員 1/72
いつも美しい塗装です。
作品は紅海に面した国 エリトリアの空軍機だとか
型紙を写真や図面を参考に正確に切り出し 塗装しているそうですが 惚れ惚れしてしまいますね!
後書き
今回久々の中島先生の参加で ソリッドモデルに圧倒されました。
60年近く経つ作品はやはり思い入れを感じます。
考えてみれば 図面を起こして 四角い材木から木取りしてケガキ粗加工・・・徐々に削ってあの形にする・・・・想像し難く・・・それでも完成したときの達成感はとても大きいことだと思います 多分 作った人でないと味わえない美酒のようなものなのでしょう。 作りたいモノを作る いや 創るのかも。
気の短い私メには 死ぬまで味わえないのかの知れません。